【改めて整理したい】数多くある足場の種類を簡単に分類して解説
足場は古くから様々な建築現場の作業や工事で用いられてきた重要な設備です。
そのため古今東西の建設関係者が数多くの足場を開発してきました。
このように様々な種類がある足場について、
今回、現在主流で使われている足場を簡単に分類し、紹介していきます。
大別すると足場の種類は2種類
大別すると足場の種類は2種類に分けられます。
それは、組立足場と吊り足場です。
組立足場は、多くの方が建築現場で目にする足場のことで、
足場を下から上に組み上げていく足場です。
実際に足場の種類としては、多くのケースでこのタイプの足場が用いられ、
その種類もたくさんあるのが特徴です。
この組立足場については、次の項目でさらに分類していきましょう。
一方吊り足場は、橋の工事などで目にすることが多い足場です。
こちらは上から下に組んでいく、組立足場とは逆の方向に進める足場です。
場合によっては左右にも伸ばしていき、橋や天井の工事など、
組立足場を組みにくい場所で利用されることが多い足場とされています。
こちらの足場は、種類が限られており、
吊り足場というジャンルで理解していただくだけで充分分類が可能です。
組立足場の主な種類は3種類
足場を2種類に大別した場合の片方である組立足場は
現在主に3種類の足場が用いられています。
それは、単管足場、枠組足場、そしてくさび緊結式足場です。
単管足場は、シンプルな足場で
鋼管製の単管パイプをクランプなどで基本部材を組み立てるタイプの足場です。
主に一戸建て住宅などの外壁塗装で使用されることが多い足場で、
組み立てが簡単なことから、狭い場所でも足場を組めます。
部材の入手も容易で、ホームセンターでも調達できてしまうのがこのタイプです。
枠組足場は、門型に溶接された鋼管製の建枠をジャッキや筋交、
鋼製の布板など基本部材を組み立てていきます。
その堅牢な構造から高層建築の足場で利用されることが多い種類です。
足場を高く組み上げていく場合は、第一選択になります。
海外メーカーの名称を取って、ビティ足場と呼ばれることも少なくありません。
くさび緊結式足場は、近年様々な建築現場で利用される足場です。
組み立てもハンマー一つでできることから固定や解体が容易という特徴もあり、
安全性も高いのも魅力的な足場です。
まとめ
足場には無数の種類があります。
しかし、日本で主流となっている足場はそこまで多くありません。
足場の種類というと無数にあるような印象を持ちますが、
改めて今回の分類をもとに足場の種類を整理してみてはいかがでしょうか。
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