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溶接機の種類、溶接棒、母材、アーク溶接に必要なガスや電流、電圧の仕組み


 

今回は、溶接機の種類、溶接棒、母材、

アーク溶接に必要なガスや電流、電圧の仕組み
についてご紹介します。

 

 

アーク溶接の種類

アーク溶接には、いろいろな種類があり、

昔から使われているのが被覆アーク溶接で、

被覆溶接は溶接棒を使い電流、電圧を調整し、薄板から厚板まで溶接できて、

風にも強く屋外でも使用しやすいアーク溶接の種類です。

上向き、縦向き、横向き、下向きと溶接する方向によっては、

電流、電圧を大きく調整したり、微妙に調整しながら溶接をおこないます。

スパッタがかなり飛び散るアーク溶接の種類です。

アーク溶接の種類には、半自動溶接機などもあり、

半自動溶接はトウチからワイヤーを出して溶接をおこないます。

被覆溶接と違い溶接棒を取り替えたりしなくていいので、

作業をスイスイ進めることができます。

アーク溶接の種類にはティグ溶接機もあり

ティグ溶接は片手にトウチもう片手には溶接棒を持ち両手で溶接作業をおこなう種類です。

とても繊細でとくに集中力のいる溶接ですが、仕上がりはとても綺麗で美しいです。

被覆溶接の時のアークのだしかたには、

タッチ方法とこするようなアーク発生方法があります。

半自動溶接のアークのだしかたは

ワイヤーを母材3ミリから5ミリほど離しアークを発生させます。

ティグ溶接でのアークの発生のさせかたは、

タングステンを母材から3ミリほど離しアークを発生させます。

電極もしっかりとセットしなければ、アークも不安定で溶融池も発生しにくなります。

 

 

アーク溶接でのガスの種類

アーク溶接ではガスの種類も機械によって異なってきます。

半自動溶接をおこなう時は、炭酸ガスを使用し、

ティグ溶接をおこなう時はアルゴンガスを使用します。

金属の母材には、鉄材、ステンレス、アルミなどがあります。

中板の鉄を溶接する時は被覆溶接がよく使用されます。

厚板など何層にも溶接する場合には、

半自動溶接機を使うと高温なので溶け込みが深く馴染みやすく、

溶接棒を被覆溶接のように取り替えることが無いので作業もスイスイと進めることができます。

被覆溶接に使用する溶接棒には、いろいろな種類があり、

溶け込みを深くしたり、強度を強くしたい場合には、低水素係を使い、

ビード外観を良くしたい時はイルミナイト系を使用するとビードが綺麗です。

また、太さにも種類があります、

被覆溶接は溶接棒からシールドガスを発生させます。

半自動溶接はトウチの先からシールドガスを発生させます。

同じくティグ溶接もトウチの先からシールドガスを発生させます。

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