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足場の解体の所要時間と解体手順・解体時に注意するべきこと

建設作業が終われば足場を解体し、撤去することになります。

足場の解体作業は組み立て作業と同様に安全に配慮して行う必要があります。

 

この記事では足場解体にかかる時間と解体手順、足場解体の際の注意点について解説します。

 

足場解体の所要時間

足場の解体にかかる時間は、30~40坪程度の一戸建て住宅で2~3名の作業員で作業すれば3~4時間程度です。

搬出等も含めると半日程度の作業となります。

 

足場解体の手順

足場解体の手順は組み立てとは反対の流れとなります。

手すり→先行手すり→階段→踏板→支柱

という流れで解体を行います。

 

足場の解体は安全帯を取り付けて行います。

 

①手すり
手すりのたたきをハンマーで叩いて取り外します。

 

②先行手すり
上部はハンマーで叩いて緊結部からくさびを上げ、先行手すりの斜材を1本ずつ取り外します。

 

③階段
最上階の手すりを外したら階段を金具を上げて取り外します。

 

④踏板
踏板は下の階から金具を片方ずつ挙げて外します。

 

⑤支柱
踏板を掛けていた手すりを外した後、支柱を外します。

 

足場解体時の注意点

足場解体の際は足場を組み立てるときと同様、以下の点に注意して作業します。

 

・作業手順を事前に確認し、作業員全員で共有する
・安全帯を取り付けて行う

 

・カラーコーン、防護柵などで囲い、立入禁止標識を設置する
・重いものは2人で持つ

 

・安全通路を確認する
・作業は足場の「特別教育」修了者が行う

・作業主任者が部材を点検する

 

足場解体時は足場の倒壊、足場からの墜落、転倒、飛来落下災害などが起こる可能性もあります。

解体作業を行う作業員だけでなく、通行人や近隣建物の設備に被害を及ぼす可能性があるので十分な注意が必要です。

 

また、足場の部材を建物にぶつけて傷をつけてしまうといったトラブルも起こる可能性があるので、大きな部材の取り外しや運搬の際には建物を傷つけないように気を付けて作業を行います。

 

解体作業では安全対策が重要

足場を使用する工程が終了したら、速やかに撤去し、次の工程の職人がすぐに工事に取り掛かれるようにする必要があります。

スピードが求められますが、事故・災害を防止するため十分に安全に配慮して作業を進めていきます。

 

足場の事故は作業員だけでなく、通行人や周辺住民・建物に被害を及ぼす可能性があります。

法令や現場のルールをしっかり守り、関わる作業員全員に周知徹底して作業をすることが大切です。

 

また、常に新しい法令をチェックして最新の安全対策を取ることが求められます。

 

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