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ー足場の部材の搬入方法とトラックへの積載方法について解説ー

建設現場で足場を組み立てるためには、足場の部材を現場まで搬入する必要があります。

足場の部材は前日の夕方または当日の朝にトラックに積み込み、現場に搬入します。

ここでは、足場の部材の搬入方法とトラックへの積載方法について解説します。

 

足場の部材はトラックで搬入する

足場の部材はトラックで搬入します。

事前に搬入経路を確認し、効率的に足場部材を現場に届けられるようにします。

現場にトラックが侵入できないような狭い場所の場合は、積み下ろしの場所を工夫し、できるだけ効率的かつ安全に足場の組立てが始められるように準備します。

 

足場部材のまとめ方

足場部材をトラックに積み込む前に足場部材をしっかりとまとめます。

凹凸なく平面にまとめることで、荷崩れ防止になります。

鳥居型枠材の場合は2枚を交互に置き、次は逆向きに2枚を重ねるという風に積むと隙間なく積み上げられます。

積み上げられたら4辺の中央を固く括ります。

板状、棒状の部材は長さや形状、厚みなど、同じものどうしで括ります。

布板・足場板は1枚目を裏返しにして設置面積を広くし、荷台との摩擦を大きくして滑りを防ぎます。

 

トラックへの積載方法

足場部材は安全に配慮してトラックに積み込まないと走行中に部材が落ちて大事故に繋がりかねません。

また、部材の過積載も事故の原因となります。

トラックへの積み込み作業は、現場到着後に効率よく作業できるように工夫することはもちろん、荷崩れが起こらないよう、しっかりと積み込み、固定をすることが重要です。

足場材をトラックに積み込むときは、縦重心の位置が荷台の中央に来るように部材を置きます。

荷台を中心にしたときに左右の重量が同じにならように積み、走行中にずれないように対策します。

車の天井を超える長さのある部材は中心に、荷台を超える長さの部材は左右に配置します。

また、部材のトラックへの固定作業には「南京結び」「輸送結び」「もやい結び」があります。

南京結びは大きな荷物を運ぶときに振動があっても緩まずに固定できる方法、輸送結びは複数の荷物を一度に固定するときに最適な方法、もやい結びは長時間の運搬に向いている方法です。

 

足場の積み込み・搬入は重要な業務

足場業者の業務の本番は足場の組立て・変更・解体などですが、部材の事前準備も非常に大切な業務です。

搬入中に部材がトラックから落ちてしまうと大きな事故につながるおそれがありますので、積載方法、固定方法、搬入経路などを事前にしっかりと計画しておくことが求められます。

 

 

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