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足場のラッセルネットとは?設置基準について分かりやすく解説!

まずは、足場に設置するラッセルネットについて説明すると、作業員や資材の落下の危険性を防止するための安全ネットのことです。

工事作業資材は、重くて、角ばったり尖っていたりする危険性があるので、高強糸を使用しているのが特徴です。

 

ラッセル編みは結束部なしのレース編みなので、切れてもほつれにくく、糸一本一本が太く、耐久性、衝撃吸収性に優れています。足場には無くてはならない安全ネットです。

 

足場に必要になるラッセルネットの設置基準について

ラッセルネットは、網糸の強さ、太さ、強さなどの強度が重要になります。

設置しなければならない足場の高さという基準で考えるのではなく、作業員の安全のために設置することを現場監督は優先させなければなりません。

 

設置基準としては、いくつかあるのですが、単体ネットなのか複合ネットなのかは、足場の規模により異なります。

意外に見落としがちなのがネットの垂れ方です。

 

足場でネットを取り付けた際、最低部からネットの支持面までの垂直距離というのも定められています。

あまりにもたるみ過ぎていると落下した際に地面にネットごとついてしまいます。

 

ラッセルネットの下における衝突の恐れがある床面に空きがどれくらいあるのかも計算しなければなりません。

又、床だけでなく、足場には機械設備も設置されていますから、設置基準としてはそうした機械設備から支持面までの距離間もポイントになるようです。

 

足場にラッセルネットを設置する目的とは?

足場にラッセルネットを設置するために設置基準がありますが、この目的は先にあげたように作業員や資材の落下を防止するためです。

勾配屋根での作業でも足場が作られるのですが、屋根作業においても、雪や雨によって滑って墜落してしまうこともあります。

 

もちろん、落下防止用となる手すりがあります。しかし、軒先の間隔が広い箇所なら軒先用となるラッセルネットを取り付けるのが安心できます。

 

また、低層住宅などの建築工事では、たとえ2階建てでも建方作業を行う前に1階から2階の梁を利用してラッセルネットを取り付けます。

 

このように、作業員、資材の落下防止が必要不可欠だから足場では設置基準が重要視されています。

強いては、その建設、建築現場の周りを通行している方々の身の安全を確保することにも繋がるでしょう。

 

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