労働安全衛生法のもとで、足場の正しい利用をしましょう
建設現場で欠かせない存在である足場は、高所作業に便利で簡易性も高く、全国で使用されています。
スムーズな作業が出来る足場ですが、どうしても高所作業におけるリスクも生じています。
実際に毎年のように労災事故が起きているのも事実です。
そこで、労働安全衛生法のもとで正しい足場への理解が大切です。
労働安全衛生法について
労災とは労働災害の略語です。
日本における労災の事案では、製造業や建設業での死亡事故が多くなっています。
特に建設現場では、高所作業中の墜落・転落が多く、
命を守る知識を持ち、安全に作業をする必要があります。
労働安全衛生法とはこうした作業への安全、健康の確保を目指して法が制定されており、
現場の作業をする方にとっては押さえておく必要のある法律です。
労働安全衛生法では足場について次のような条文があります。
「事業者は、足場の材料については、著しい損傷、変形又は腐食のあるものを使用してはならない。」
というものです。
足場に過度の錆や劣化があると、作業中のリスクが高まり、
ケガや死亡事故に発展する可能性があります。
そのため足場は定期的なメンテナンスが行われており、腐食などが無いかも確認されています。
木皮も取り除くように決まっており、
現在の足場はほとんどが鉄骨の安全性が高いものが利用されています。
日本では古くは木材や竹材の足場が利用され、
今でも東アジアではこうした足場の使用が見られますが、足を滑らせるリスクが高いため、
日本ではこうした足場は見かけなくなりました。
労働安全衛生法では足場の設置基準に関しても細かい決まりが設けられています。
足場の幅や高さ、作業床についても決まりがあり、
足場設置業者はこうした法律を遵守して足場を設置しています。
強風時や大雨時も労災の可能性があるため、速やかな工事の中止を実施しています。
このように足場一つに関しても、建設作業の現場ではとても慎重に管理が行われているのです。
法律への知識があると、違法性のある作業を避けることも出来ます。
現場に関わる方はこうした法律をしっかり学び、安全に作業をしましょう。
また、安全な作業には余力のあるスケジュール管理も大切です。
ゆとりのある日数管理も労災事故を防ぐ大切な方法です。
まとめ
労働安全衛生法では足場に関して非常に多くの決まりが定められています。
労災事故の発生を未然に防ぐため、現場では緊張感のある作業が行われています。
また、作業員の事故を避けるためには墜落や転落だけではなく、
機材類の落下防止にも尽力しています。
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