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足場で使われる主な具材 種類が多数の各具材の名称を解説

足場の組立てにはさまざまな部材を利用します。

 

具材を組み合わせて足場を組み立てていきますが、非常に種類が多く役割もさまざまです。

 

そこで、足場具材の代表的なものの名称と役割を解説します。

 

主な足場の部材

アンチ

アンチは踏板、布板、床付布板とも呼ばれ、足場内の床のことを指します。

 

垂直に建てられている支柱の間を水平方向につないでいきます。

 

現在は幅40センチの通称「ヨンマル」が主流です。

 

 

しかし、平成27年の法改正で、新たに床面の隙間に規定が設けられたことにより、今後は幅50センチの通称「ゴーマル」タイプが徐々に普及していくことが予想されています。

 

アンチはサイズがさまざまで、組み合わせにより幅広く建物に合った足場を組むことが可能となります。

 

支柱

足場の支柱となる鋼管です。

 

鋼管には一定間隔でこぶが付いており、こぶと水平材などの緊結部とくさびを緊結することで足場を組み立てていくことができます。

 

支柱にはさまざま種類と長さがあり、組み合わせ方で建物の高さに対応することができます。

 

筋交い(ブレス)

支柱と支柱を斜めに渡す部材を筋交い(ブレス)といいます。

 

足場の耐震性を高めたり、揺れを抑えて安全性を確保します。

 

方杖

垂直材と水平材の隅の部分を固めるために斜めに結んで取り付ける具材です。

 

柱と敷桁、柱と胴差、梁などの取り付け部分が地震や風圧などにより変形することを防ぐ役割があります。

 

ブラケット

くさび緊結式足場で二側足場を組むことができないような狭い場所で足場を組む場合には建地にブラケットを取り付け、その上に足場板を敷き詰めた「一側足場」が設置されることになります。

 

一側足場ではブラケットは必需品となります。

 

手すり

手すりは足場からの墜落を防止し、安全を確保するために重要な具材です。

 

支柱のこぶに打ち込みます。

 

 

手摺先行工法は足場の組立て、解体時で常に手すりがある状態で作業を行えるようにするものです。

 

手摺先行工法を採用することで安全に足場の組立てから解体まで安全に作業をすることができます。

 

足場ステップ(階段)

作業者が昇降するために設置されます。

 

厚生労働省が定める「足場先行工法のガイドライン」では幅20センチ以上、蹴上高さ30センチ以下と規定されています。

 

ジャッキ

支柱の高さを調節する具材です。

 

足場の安全性を高めるために重要な役割を持っています。

 

足場の最下部に付けるジャッキをジャッキベースと呼びます。

 

敷盤

敷盤は支柱の土台となる板で足場を安定させ、沈下等を防ぎます。

 

足場は数多くの部材から構成される

足場の資材は種類が多く、また1つの部材に複数の呼び名があるものもあります。

 

どれも重要な部材で、これらを組み合わせることにより建物にぴったりの仮設足場を安全に組むことが可能となります。

 

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