足場は建設現場や外壁工事ではなくてはならない存在です。
その足場ですが、組み立て、解体にはどれくらいの日数を要するのでしょうか。
この記事では、足場の組み立て・解体にかかる日数について解説します。
足場の組み立て・解体にかかる日数
足場の組み立て作業は一般的な30~40坪の一戸建て住宅の場合、作業員2~3名で6~8時間程度で完了します。
解体作業の所要時間は3~4時間程度となります。
休憩なども含めると、組み立て作業は丸1日、解体は半日と考えておけば良いでしょう。
明るい時間が短い季節の場合、暗くなってからは作業ができませんので注意が必要です。
そのため、たいていは朝の8~9時から足場組立作業は始まります。
雨の日も作業はできませんので、作業のスケジュール管理は足場職人にとっては重要です。
足場の組み立ては慎重に行う
足場は慣れた職人が行えば素早く組み立てることができてしまいます。
しかし、足場は安全性の高いものを確実に組み立てる必要がありますので、慎重に時間をかけて組み立てていかなければなりません。
そのあとの作業で職人や工事関係者が安全に作業できるよう、間違いのないように組み立てなければ大事故につながるおそれがあります。
足場職人は法令を遵守しながらひとつひとつ確認をしながら作業していくことが求められますので、慌てずに作業することが大切です。
組み立て時は大きな音が発生するので注意が必要
足場の組み立て・解体作業では大きな音が発生します。
くさび緊結式足場はハンマーで部材を打ち込んで組み立てるため、金属音が近隣に響きますが、これは避けることができません。
例えば外壁塗装の場合、塗装業者が工事開始前に近隣へあいさつ回りをしていますが、足場作業員としても近隣へ音の配慮は必要です。
組み立て時に起こる音は仕方ありませんが、作業時に必要な声掛け以外の私語や、車両の出入りの際には十分注意するといった配慮が大切です。
マナーを守って作業にあたることでお客様と近隣住民とのトラブルを避けることが可能ですので、関わるスタッフ全員が十分な配慮のもと、作業を行うようにしています。
足場の組み立ては確実に行う
足場の組み立てにかかる日数は一般的な戸建て住宅であれば組み立てに1日、解体に半日かかります。
天候の都合で予定が変更になる可能性がありますので日数が伸びることは考慮しておくようにします。
足場職人はそのあとの工事のスケジュールにも配慮して足場組立に着手することが大切でしょう。