建物を建てる際に必須の仮設設備が足場です。
さらに、その足場を覆っているのがメッシュシートになります。
このメッシュシートは様々な役割があり、足場のサイズに応じて規格も策定されています。
今回は、この足場を覆うメッシュシートをテーマに、
その役割を解説したのち、具体的な規格についてまとめました。
この記事を読めばきっと足場のメッシュシートが分かるでしょう。
足場のメッシュシートの役割とは?
足場のメッシュシートの役割は、汚れや落下物の飛散を防止、
防炎性の獲得、作業音の軽減といった目的が挙げられます。
建設現場や土木作業現場、あるいは塗装現場は、汚れや粉じんなどが飛散しやすい環境です。
現場内で限定されれば問題ないのですが、
メッシュシートがないと足場からそれらが飛散してしまいます。
そう言った飛散もメッシュシートで防いでくれます。
また、落下物の飛散防止にも役立つのが役割です。
労災防止の観点でも足場に密着したメッシュシートは、
落下物の落下を未然に防いでくれるでしょう。
めったにありませんが、建設現場の火災の拡大の防止にも活躍します。
防炎性能を持ったメッシュシートが多いので、
シートを介した火災の拡大を防ぐことができます。
また、足場周囲で発生する作業音もある程度防いでくれるため、
現場の周囲への配慮も可能です。
足場のメッシュシートの規格はインチやメーターがある
足場のメッシュシートの規格はインチやメーターの規格があります。
そのため、会社で使用している足場がどちらの規格の足場なのかを
あらかじめチェックしておくことが重要です。
また、規格以外にもカラーの選択も必要で、グレー以外にも黒、白、
養生シートに近いブルー、グリーンなどもあります。
これらのカラーについても選択しましょう。
また、現場によっては、スタンダードな規格寸法以外にも
メーター表記の特殊サイズ(5,110mmの規格は同じでも200などのサイズ)や
幅広サイズ(メーターなら通常の1,800よりも広い1,870など)が挙げられます。
まとめ
足場に使用するメッシュシートは、サイズに規格があります。
インチやメーターといった単位での違いもあり、
選択する際は、必ず確認をしておくことが重要です。
また、規格外のサイズを使用することもあるので、
現場の状況を確認したり、用途などによって、これらのサイズを利用することも行いましょう。
そうすることで、塗料や砂塵の飛散防止といった目的が達成できます。